★アンタッチャブル・柴田の動物漫談について

◆2004/10/20~2005/09/03:『リチャードホール』(フジテレビ)
↑「パンダP」シリーズ。上記以外にも複数の番組で披露している。

 

・誘い笑いと、強烈なリアクション
*動きが激しい:机をバンバンたたく、のけぞる、椅子から滑り落ちる、笑いすぎてどこか痛くなる……etc

 

・激しいテンションと、話を落ち着けるテンションとの緩急が大きい。話全体のリズム感がよい。
Ex.オチの前に静かになる部分をつくる:「どうすると思う?」疑問形で注目を集めてから、オチを言う。

 

・基本的には、オチに対して柴田が鋭いツッコミを入れることで成り立っている。
Ex.ウマの視界に対して「もうちょっと頑張れよ!」アリジゴクの罠に対して「作戦変えろ!」

 

・動物に対して持っているイメージや、そういう性質があったら論理的にこうだろうという予想を覆すエピソードを出す。
*フリ:常識的なロジック⇒オチ:ロジックの予想を裏切るもの。
Ex.アリジゴクが蟻をとる巣をつくるのは有名⇒さぞたくさん捕まえているのだろう(聞き手の予想)⇒実は全然捕まっていない。むしろ蟻のほうが頭がいいじゃん!

 

・「なんでこうならないんだよ!」「もっとこっちのほうが良かっただろ!」という突っ込みが(入るようなエピソードが)オチに来るパターンが多い気がする。
*悲しさやわびしさが最後に入るパターンもある。
Ex.パンダは優れていると判断した子供しか育てないが、その習性のせいもあり絶滅危惧種になっている。

 

・もちろん雑学のなかにはそれほど面白くないものもある(本人談)。話としておもしろいものをえらぶ選球眼が重要。また、他のひとが絶妙に知らない話をえらぶのが非常にうまい。